こんにちは、部長のchillです。紅葉が季節を終えて、街中は一気に冬らしい景色となりましたが、皆さんいかがお過ごしですか。私は課題やタスクに忙殺され、夏休みを懐かしく恋しく思う日々です。
さて今回は、3年ぶりに行った夏合宿の様子を報告させていただきます。宮城県から南下し、福島県の会津若松や猪苗代、大内塾などで撮影を行いました。参加者は計40名。4,5人のグループに分かれて福島を練り歩きました。班によって行き先も様々、個性が出ておりとても面白かったです。ということで早速、各班から印象に残った場所を教えてもらいましょう!
円通三匝堂
さざえのように渦巻く奇妙な建物。私たちの班が訪れたのは、飯盛山の中腹に位置する円通三匝堂です。
建物に入ると、螺旋状のスロープに吸い込まれるように最上階へ。天井一面を埋め尽くす千社札に圧倒されました。折り返し地点の太鼓橋を渡ったあとも一本道が続き、上りと下りで同じ道を通ることなく外に出てしまいました。この秘密は、二重螺旋構造(DNAでしか聞いたことない言葉!)という珍しい設計にあるそう。
隅々に巡礼する人々の思いを感じながら、不思議な体験ができました。
鶴ヶ城
三日間で様々な観光スポットを訪れましたが、ここでは鶴ヶ城を紹介したいと思います。 天守閣内には入りませんでしたが、鶴ヶ城は外から見るだけでも綺麗で迫力満点でした。その後、お堀でボート体験をしました。班員全員漕ぎ手を体験し、城壁を横にゆっくりとした時間を過ごしました。そして最後に鶴ヶ城会館で赤べこの着付け体験をしました。各々思い思いの赤べこを真剣に作りました。オリジナルの記念品もできてとても楽しかったです。
昭和なつかし館
七日通りを歩けば、サトちゃんとサトコちゃんが店舗の前で微笑んで待っています。店内は埋まるほど昭和の小物が詰められており、まるで異世界に入り込んだ雰囲気が漂う不思議な店です。平成生まれの私達は懐かしがることはできませんでしたが、親世代の生活に思いを馳せながらもとても楽しかったです。二階は室内が商店街もどきにアレンジされているのでインスタ映え間違いなしです。
塔のへつり
福島県南会津郡下郷町にある「塔のへつり」に行ってきました。「へつり」は、会津地方の方言で「険しい断崖」を意味しています。その名の通り、岩壁が塔のように並んでいました。塔の岩肌が水面に映っていてとても美しかったです。塔の下を流れる阿賀川にかかる吊り橋を渡り、へつりの浸食された部分を歩きました。10月下旬から11月上旬には紅葉が山を彩ります。きっと今まで感じたことのない感動が味わえるはずです。
梨狩り
福島といえば様々な果物が有名な県ではありますが、9月といえば梨が旬。というわけで、福島県福島市在庭坂石方は紺野果樹園に訪れました。梨の種類は『豊水』『二十世紀』『ゴールド二十世紀』の三種類あり、料金は制限時間が30分で550円。果汁豊富で非常に甘く、たくさんの『んめー』梨が楽しめました。他にも時期によってはりんごやもも、さくらんぼなどの果物狩りも行われているようなので、是非訪れてみてください。
ハーブ園
私たちの班は猪苗代ハーブ園に行ってきました。入場するとすぐに、エッセンシャルオイルなどのハーブ商品を売っている店がありました。温室では、ブーゲンビリアなどの熱帯性の植物、ガーデンでは沢山の花やハーブが咲いていました。温室の奥では、和傘が壁をビニール傘が天井を埋め尽くした「アンブレラスカイ」を見ることができました。色とりどりの傘が水面に反射していてとても綺麗でした。
小野川湖
日が傾きはじめた夕方4時半頃。裏磐梯にて車を進める。途中、曲がるはずだった交差点を間違え名前も知らない湖畔の道を進む。すると道中、茂みの隙間から美しい湖が見えた。車を停める。雲の合間から夕日が差し込み、波の音が静かに聞こえた。美しい景色には名前も知名度も関係ない。そう思えた。あの湖の名前は何だったんだろうか。道を間違えるとはなんて無意味な表現なんだろう。思わぬ間違いが、思わぬ景色を見せてくれた。写真はそんな一瞬を永遠にする。写真の醍醐味とはまさにこれだろう。
烏ヶ崎(からすがさき)展望デッキ
福島駅から車で北に15分のところにある信夫山の展望台です。駐車場から5分程度坂を上ります。福島市を一望できてとてもきれいでした。展望台はいくつかありますが、この場所は開けているのでおすすめです。足場が良くなく、柵もないので安全には気をつけてください。西側がよく見えるので晴れていれば夕焼けがきれいに見えると思います。学校帰りの2人組の高校生が笑って楽しそうに話しているのを見かけて、ぐっときました。
終わりに
福島の観光スポットをご紹介してきましたが、気になる場所は見つかりましたか?
3年ぶりの合宿ということもあり準備は大変でしたが、部員の方々の「楽しかった!」という声を聞いて、企画して良かったと心から感じました。またコロナ禍で失われた夏合宿を再始動することができ、非常に感慨深かったです。
以上、2022年度の夏合宿のご報告でした!最後まで読んでいただきありがとうございました!
※この合宿は、全員への抗原検査・PCR検査、移動中の車内での十分な換気、マスクの着用やこまめな手洗いの実施など、感染症予防対策を十分に行って実施いたしました。