2024年度 写真部 栃木合宿

こんにちは、部長の高地です。朝夕は冷え込む季節になってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は夏合宿の様子を報告させていただきます。

昨年の合宿については、下記のリンクからご覧ください。

今年の合宿では宮城から南下し、栃木県の日光や鬼怒川を中心に撮影を行いました。
参加者は計20名で、2日目は4班に分かれて各班様々な場所を巡りました。

1日目 日光東照宮

1日目は、全員で日光東照宮に行きました。
私が以前訪れた際は陽明門は修復中だったのですが、修復後初めて見ることができ、陽明門はとても壮観でした。三猿や眠り猫など様々な見所があり、撮影を楽しむことができました。また、近隣の輪王寺や二荒山神社など、日光の社寺を巡ることができました。

2日目 班行動

2日目は各班に分かれて様々な撮影地に行きました。行き先選びにも班の個性が出ており、宿で合流した後に土産話をしあうのがとても楽しかったです。

それでは各班から印象に残った場所を教えてもらいましょう!

中禅寺湖

中禅寺湖は、男体山の噴火により誕生した、標高1269mに位置する美しい湖です。この湖は、奈良時代に修行僧である勝道上人によって発見され、長く信仰の場としても知られてきました。湖から流れ出る唯一の河川である華厳の滝は、迫力ある景観を誇り、中禅寺湖と共に夏は避暑地、秋は紅葉の名所として多くの人々を魅了します。私たちが訪れた際には紅葉はまだ始まっていませんでしたが、豊かな自然の雄大さを存分に感じることができました!

大笹牧場

標高約1,200mに位置し、「天空のリゾート」とも呼ばれる大笹牧場。広大な土地で牛の群れがのんびりと草を食むなか、新鮮な牛乳を使ったソフトクリームやジンギスカンを楽しみました。売店にはチーズやバタージャム(!)なども売っており、冷蔵庫を持っていたら買って帰りたかったです。キャンプや乗馬、アイスクリーム作りなど様々なアクティビティもできるようですので、日光から少し足を伸ばして、雄大な自然を楽しんでみてはいかがでしょうか。

戦場ヶ原

戦場ヶ原は、神話における戦いの舞台として有名です。下野国の二荒神と上野国の赤城神が、それぞれ大蛇と大ムカデに化けて戦ったと言われています。広大な湿原はラムサール条約に指定されており、季節によってさまざまな種類の野鳥を観察することができます。木々や野鳥が水面に映り込んだ光景はとても幻想的でした。湿原を一周するには1時間以上かかり少し疲れましたが、自然を体いっぱいに感じることができ、とても良い思い出となりました。冬には湿地一帯が雪で覆われ、美しい銀世界を楽しむことができるそうです。ぜひ訪れてみてください!

足尾銅山

みなさん名前を聞いたことがあるでしょう、足尾銅山に行ってきました。1610年に備前楯山で初めて銅が発見されて以来、1973年の閉山まで360年あまりの歴史を誇り、20世紀初頭には日本の銅産出量の40%を担ったといわれています。足尾銅山の約150mのトロッコ電車で約300mを徒歩で見学しました。薄暗い通路では、採掘の様子が年代ごとにリアルな人形で再現されており、銅山での労働と歴史を肌で感じました。見学したのは450mほどですが、掘り進んだ長さはなんと1234kmもあるそうです。非日常の空間で有意義な時間を過ごすことができました。

3日目 大谷資料館

3日目は、あいにくの雨だったため、予定を変更して大谷資料館に行きました。入口の階段を下って採掘場跡に降りていくと、空気がとても冷たくて不思議な感じがしました。採掘場跡の中は様々なライトアップが施されており、とても芸術的な空間に感じました。一方で、壁面や天井には採掘が行われていた当時の、手掘り時代のツルハシの跡や、機械で採掘を行った痕跡が残っており、採掘場時代との時の繋がりを感じることができました。

おわりに

栃木県の観光地を紹介してきましたが、行ってみたい場所は見つかりましたでしょうか。

合宿では、3日間部員と行動を共にし、先輩後輩問わず合宿前よりも交流を深めることができました。去年、一昨年に続き、合宿を無事終えられたことを大変嬉しく思います。企画や諸手続きを手伝ってくれた執行部や、参加してくれた部員に感謝したいです。

以上、2024年度の写真部夏合宿のご報告でした!最後までお読みいただきありがとうございました!

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