初心者のためのカメラ講座〈必需品編〉

カメラを始めたい、でも何が必要?

前回の記事を踏まえてカメラを買ったあなた!

何か説明を忘れていることがありましたよね?

そう!写真活動の前に、カメラ以外に何が必要なのかということ。

さて今回も、C3法学部のS.K.が、写真活動という門の前で立ちすくんでいるみなさんの手を、できる限り優しく引いていこうと思います。

カメラは買った、その次は?

(たぶん)カメラを買うと付属してくるのもの

バッテリー・充電器

カメラは電子機器ですので、当然電源が必要になります。最近のカメラは充電式のバッテリーを採用していることが多く、基本的に付属してきます。

ただ、充電の持ちに不安があるという方は、追加で購入するのもアリでしょう。その際の注意は、純正のものを買うこと。

互換性のある社外品が大量に流通していますが、社外品を使った不調に見舞われることも少なくありませんし、メーカー保証の対象外になってしまいます。そのため、可能な限り正規品を購入しましょう。

また、同じメーカーであっても様々な形式のバッテリーが採用されています。例えばCanonは現在6種類を販売しているので、必ず型番を確認してから購入しましょう。(2024.4.8時点)

LP-E8
Canon HPより
LP-E12
Canon HPより
LP-E10
Canon HPより
LP-E17
Canon HPより
LP-E6NH
Canon HPより
LP-E19
Canon HPより

また、最近のカメラはモバイルバッテリー等から充電・給電が可能な機種も多いため、スマホの充電用と兼ねて持ち歩くこともできます。自分の撮影スタイルに合わせて検討してください。

ストラップ

高価で重いカメラを手に持って運ぶのは、かなりのリスクを伴います。そのため、ほとんどのカメラは首にかけるための紐(=ストラップ)が取り付けられるようになっています。基本的に付属しますが、自分に合ったものや、気に入ったデザインの製品を使用するのも良いでしょう。

Canon HPより
Nikon HPより
SONY HPより

追加で買うもの

SDカード

せっかく買ったカメラで写真を撮っても、SDカードがなければ写真を保存できません。ですので、SDカードは必ず買わなければならないものだと言えます。(極論、カメラ・レンズ・バッテリー・SDカードの4点が揃えば、フォトライフを始めることができます。)

SDカードについての詳細な説明(クリックで開く)

SDカードにはさまざまな規格がありますが、下の写真を用いながら軽く説明していこうと思います。(難しい話もあるので、読み飛ばしていただいても構いません……)

SanDisk Extreme PRO
SanDisk HPより

まず左上の「280MB/s R」は、「1秒間に最大で280MB(メガバイト)のデータを読み出すことができる」ということを意味します。その下の「150MB/s W」は、「1秒間に最大で150MBのデータを書き込むことができる」ということを意味します。読み出し速度は、撮影データのパソコンへのコピー時間に影響し、書き込み速度は、撮影時の記録速度(連写性能など)に直接関わります。数字が大きいほど処理が早く、使い勝手が向上します。

次に右上の「SDXC」は、カードの容量による分類です。2GBまでが「SD」、4GB〜32GBが「SDHC」、64GB〜2TBが「SDXC」、2TB以上を「SDUC」というように規格が分かれています。写真撮影用に使用するには、「SDXC」規格に該当するものを買っておけば良いでしょう。

その右の「Ⅱ」は、バスインターフェーススピードという規格で、端子の段が2列になっており、高速なデータ転送に対応しています。

その下の「V60」は、ビデオスピードクラスという規格で、「1秒間に最低で60MBのビデオデータを書き込むことができる」ということを意味します。静止画しか撮影しない人にはさほど関係ありませんが、動画も撮影したいという人は考慮すべきでしょう。

その右の「3」は、UHSスピードクラスという規格で、「1秒間に最低で30MBのデータを書き込むことができる」ということを意味します。

中央の「1TB」は、カードの容量で、「最大で1TB(テラバイド)のデータを保存しておくことができる」ということを意味します。容量が大きいに越したことはありませんが、その分値段も上がりますので、お財布と相談ということになるでしょう。

全体を通して言えることは、「数字が大きいほど性能がいい(けどその分値段も上がる)」ということです。予算の中でより良いものを探してみてください。

SDカードリーダー

撮影データがSDカードに保存されることは、先ほど説明した通りです。では、保存されたデータを見るにはどうすればいいのか。それは、SDカードとパソコンを繋ぐということ。

元々パソコンにSDカードの差し込み口がある場合は良いのですが、最近のパソコンには付いていないこともしばしば…そうした時に利用するのが、SDカードリーダー。さまざまな製品が世に出ていますが、パソコン側のポートに注意しさえすれば、どの製品でもいいと思います。

Type-C UHS-II カードリーダーアダプター
SATECHI HPより

あると便利なもの

カメラバッグ

読んで字の如く、カメラを持ち運ぶカバンのこと。内側がクッション生地になっており、カメラを移動時の衝撃から守ってくれます。近年ではデザイン性に優れたものも多く発売されており、普段使いのバッグと遜色ないものとなっています。

BROOKLYN FACTORY EMU
LINTECT HPより
BROOKLYN FACTORY CORE
LINTECT HPより

デザインよりも機能性や収納性重視の方は、ポケットが多いものや、リュックタイプのものも視野に入ると思います。「何を」「どのように」入れるかを考えて購入しましょう。

K&F Concept カメラバックパック
K&F Concept 日本 HPより

リュックタイプは、カメラやレンズを多数収納することができる
K&F Concept 日本 HPより

ブロワー・レンズクリーナー

撮影に出かけると、レンズに埃やゴミが付着することがあります。そうしたものを、指や普通の布で拭くのは厳禁。何も持っていなければ息を吹きかけるなどの対処もできますが、理想はブロワーやレンズクリーナを使用すること。まずはブロワーでゴミを吹き飛ばす。それでも取れない汚れはレンズクリーナーを使用する、こうした運用を心がけましょう。レンズペンという商品で代用することもできます。

ブロワー
HAKUBA HPより
レンズペン
HAKUBA HPより

これって必要?

レンズ保護フィルター・液晶保護フィルム

レンズと液晶画面はカメラの部品で最も傷がつきやすいため、保護フィルターやフィルムを使用している人も多いようです。欠点がないわけではありませんが、レンズやカメラ本体は高価なものですので、傷が心配な人は使用すると良いでしょう。

レンズ保護フィルターについては、レンズの金額に応じて付けるかどうか判断しても良いかもしれません。例えば、とある写真家さんは10万円を超えるレンズにはフィルターをつけるようにしているそうです。

三脚

日中持ち歩いて撮るなら不要ですが、夜景・星景など、シャッタースピードを長めにして撮影する際には必須と言って良いでしょう。様々な種類がありますが、大きく分けてアルミニウム素材のものとカーボン素材のものがあります。

アルミニウム素材のものは、比較的軽量で比較的安価です。カーボン素材のものは、アルミニウム素材のものより更に軽量ですが、比較的高価です。使用頻度や持ち運びの有無などを考慮して購入しましょう。

三脚
Kenko Tokina HPより

まとめ

ここまでカメラ関連用品について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。実物に触れ、比較し、吟味した上で、みなさんのフォトライフを彩るカメラグッズを選んでください!

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