こんにちは、部長の翁です。肌寒い季節になってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は、去年に続き、夏合宿の様子を報告させていただきます。
去年の合宿については、下記のリンクからご覧ください。
今年の合宿では宮城県から北上し、岩手県の中尊寺や平泉などで撮影を行いました。参加者は計19名でした。
1日目 猊鼻渓舟下り
1日目は、猊鼻渓で舟を貸し切り、合宿参加者全員で舟下りを体験してきました。本記事のサムネの集合写真はここで撮ったものです。途中、漕ぎ手の方が冗談を交えてお話ししてくださったり、唄を唄ってくださったりして、とても楽しかったです。紅葉がきれいな秋にも行ってみたいですね。
2日目 班行動
2日目は、4,5人の班に分かれて岩手県内を自由に移動しました。班によって行き先も様々で、個性が出ており、とても面白かったです。ということで早速、各班から印象に残った場所を教えてもらいましょう!
南昌荘
南昌荘は盛岡出身の実業家、瀬川安五郎が明治時代に建てた邸宅です。連続テレビ小説「どんと晴れ」や映画「三月のライオン」のロケ地としても知られています。素敵な庭園を眺めながら和菓子とお茶を楽しみました。磨かれた板張りの床には庭園の緑が反射してとても綺麗でした。秋には紅葉の赤が反射してより神秘的な空間になるはずです。盛岡を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
浄土ヶ浜
浄土ヶ浜は三陸を代表する景勝地です!とても透明度が高く透き通った海に、白い石に覆われた浜はとても綺麗でした。ボートに乗っての島巡りではボートのスタッフの方から浄土ヶ浜や周辺の地形についていろいろ教えていただきました。ウミネコがとても多く、売店でかっぱえびせんを購入して餌やりをしながら観光しました。昼食にはみんなで名物の瓶ドンを食べました。新鮮な海鮮がとても美味しかったです。
龍泉洞
国の天然記念物で日本三大鍾乳洞の一つ。私たちの班が訪れたのは、(筆者の地元である)岩泉町の龍泉洞です。洞内は10℃前後に保たれており、入った瞬間は少し寒く感じました。歩みを進めると、透明度の高い地底湖と様々な形の鍾乳石が出迎えてくれました。さらに、洞内にはコウモリが飛んでいる姿も確認でき、運が良ければ間近で観察できるかもしれません。悠久の時が生んだ青の世界。ぜひ一度訪れてみてください。
玉川温泉
田沢湖に向かう途中、足湯にでも浸かっていこうということになり、玉川温泉に立ち寄りました。塩酸系の源泉はなんとpH2、日本一の酸性で誇る温泉です。近くに新玉川温泉もありましたが、歴史が古い玉川温泉の方が源泉の近くまで見学できました。遊歩道から奥まで進むとそこには、文字通り地獄みたいな景色が広がっていました。岩盤浴を無料でできるそうなので、横になった人が随所に見られます。日本では見られない珍しい光景でしょう。源泉は不思議な青色に染まっていて、そこから沸騰する水のように硫黄蒸気が勢いよく噴き上がっています。中に落ちたら多分亡骸も残らず高熱と強酸で溶けていくだろうな…どと考えていました。
遊歩道から戻って、足湯と温泉に入ろうとしましたが、時間的に厳しかったため、断念しました。近くで売っていたババベラアイスを買いました。シャリシャリする不思議な口当たりの、ほろ甘いアイスは美味しかったです。
3日目 宮沢賢治童話村
3日目は、あいにくの雨で急遽予定を変更し、全員で宮沢賢治童話村に行ってきました。宮沢賢治童話村には、宮沢賢治の童話の世界観を再現した施設がたくさんあり、施設内を見学しました。お土産屋さんも充実しており、合宿最終日を満喫することができました。
終わりに
岩手、盛岡の観光スポットを紹介してきましたが、気になる場所は見つかりましたか?私は、浄土ヶ浜で食べた瓶ドンをもう一度食べに行きたいです。
最後に、合宿は、数日間部員と行動をともにし、部員と色濃い時間を過ごすことができる、大切なイベントです。去年に続き、今年も無事合宿を開催することができ、大変うれしく思います。
以上、2023年度の夏合宿のご報告でした!最後までお読みいただきありがとうございました!
※この合宿は、十分な換気、こまめな手洗いの実施など、感染症予防対策を十分に行って実施いたしました。